英国・コッツウォルズより、こんにちは〜?
今日は、ハーフタームの最後の日曜日でした。
昔から学校が大好きな娘ですが、ハイスクールになってからは宿題も多くなり、勉強もかなりシリアスになってきて、
学校は、楽しいだけのものではなくなってきたみたい。。。(・・・私に似て、たんに朝が苦手なだけかも・・・)
寝る前に、『学校のない世界ってどんなだろう〜〜?』 なんて、深刻ふうな発言。
毎日、学校から帰ってくると、楽しかったことをたくさん話してくれていますので、心配はなし!なのですが、・・・
この気持ち。 思い出します。
私も、学校のお休みの最後の日、かなり、しんみりと・・・想いふけった思い出が。。。
哲学者ふう(?)に、『どうして、休みって終わってしまうのだろう・・・』 なんて、真剣に考えたなあ・・・と、ふと、自分の昔を思い出しました。
さて、今日のタイトルの、『クラムトレイ』・・・聞いたことがありますか?
アンティーク屋さんでは、たまに見かける品物です。
クラム・・・冬に美味しい、クラムチャウダーの”クラム”???・・・ではありません。
”クラム”とは、CRUMB 、英語で、小さなごみくずのことです。
ですので、クラムトレイというのは、小さなごみくずのトレイ=ちりとりのことですね。
『ちりとり』・・・と言ってしまうと、なんだか、あまりいい響きではないのですが、
こちらは、アンティークのクラムトレイです。
ちりとりとは、呼べませんよね。
本当は、”ちりとり”なので、”ほうき”もついているものなのです。
こんな感じ。
この写真のトレイは、ハンドルが付いていないタイプのものです。
食事のコースの合間に、テーブルのパンくずなどをすくい取るための道具です。
もちろん、給仕さんのお仕事です。
古いものですと、ヴィクトリア時代のものを見ることができますが、ジョージアン時代のものは見たことがありませんので、
おそらく、ヴィクトリア時代に作られはじめたものと思われます。
今回ウェブサイトでご紹介しているシルバーのものは、トレイだけなのですが、 トレイの周りの透かし細工があまりにも素敵なのです。
ケーキサーバーとして使うことはできるかしら・・・と思いました。
アンティークの品物は、ひとつの目的のために作られたものが多いのですが、現代の生活に合わせて、工夫して使ってみるのもよいのではないかと思います。
自分だけの使い方でアンティークを使ってみると、楽しいですね?
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