イギリス・コッツウォルズ・・ではなく、現在日本からこんにちは~🎵🎵🎵
日本に来る前に、ちょうど、いつもライブをやる村の大きな真っ白いマグノリアの花が一斉に咲き始めていました。ゆっくりとお花を見ることが出来なかったのは残念。イギリスに帰る頃にはブルーベルがもうすぐ咲く頃。これから、日本もイギリスもお花がどんどん咲き始める季節ですね!
素晴らしいスターリングシルバーの希少なイパーン
『スターリングシルバー ウォーカー&ホール 1906年 透かし細工のハンギングバスケットとトランペットのイパーン』
ウェブサイトにすでに掲載されているスターリングシルバーのイパーンです。『イパーン』という言葉は、フランス語が語源の言葉です。イギリスにはお隣さんのフランス語を使った単語が結構あります。アンティーク用語で、あまり現在では使わない言葉なので、イギリス人にこの言葉を言っても???の顔をされる可能性も大です。
スターリングシルバーのこのような大きなイパーンはかなりレアなお品となります。ロンドンにあるヴィクトリア&アルバート美術館のシルバーの間に行きますと、1700年代に作られたとても古い巨大なイパーンを見ることが出来ます。
ジョージ時代からテーブルのセンターピースとして作られたイパーンは、バスケットがぶら下がるようにつけられていて、まるでテーブルに置かれたシャンデリアのようです。バスケットには、当時裕福な人々にしか手にできなかった砂糖菓子やナッツ類などが盛られました。
その後、ヴィクトリア時代に入ると、お菓子ではなく、お花をテーブルに飾る習慣が生まれます。そして、さまざまな大きさのトランペットのような形のイパーンが作られました。
今回ご紹介しているイパーンは、ジョージ時代のもののようにバスケットが付いていて、かつ、ヴィクトリア時代のトランペット型のお花入れも付いている、エドワード時代の大きなイパーンになります。
素晴らしいイパーンをぜひウェブサイトでもご覧になってみてくださいね。
質問などお気軽にWebサイトのお問い合わせからお尋ねくださいね。
お品物をスクリーン上でご覧いただきながら質問等にお答えできる『アンティークコンサルティング』もございます。お気軽にお申し込みくださいね。(コンサルティングは、4月18日以降の受付となります)
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