英国コッツウォルズから、こんにちは〜♫♫♫
イースターの季節になると、どこのお店でも売られる『ホットクロスバン』。
娘が小さい頃に幼稚園で習った『ホットクロスバンの歌』があるくらいに、国民的?なパンです。
レーズンやカラントが入っている、ぶどうパンのような感じの味で、表面にクリスチャンのシンボルの十字のマークが付いているのが特徴です。
12世紀に修道士がイースターのために作ったとされています。
16世紀になると、エリザベス1世が、甘いパンの販売を制限しました。
クリスマスやイースターの時、または、葬儀の時などに限ったそう。
これは、パンが薬用で、魔法の力を持っていると信じられていたため、その力が乱用されるのを恐れたからだそうです。
そういえば、クリスマスプティングも、16世紀あたりに、プティング禁止令が出された時期があったり・・・
英国は甘いものを禁じる!令が出すぎて、その反動で今、ものすごく甘い!!もの好きな国になってしまったのかしら笑
それでも、美味しいものは皆、食べ続けたいもの。
法律をかいくぐり、家でパンを焼く人が増えたそうです。
今ではスーパーやパン屋さんでもたくさん売っているので自分の家で焼く人は少なくなってきているかもしれませんが、
ちょっとオーブンで温めてバターをつけて食べるととーーっても美味しいです。
病気が治ったり、事故が起こらないように・・・と言う魔除けの意味があるそうです。
キッチンの中にぶら下げると、火事にならない、と言う迷信もあるようですが、ぶら下げている家・・・見たことありません。
写真のホットクロスバンズは、DrawerのアシスタントのMちゃんが作ってくれました?
英国では実は、パン屋さんで売っているパンは意外と甘いパンよりもおかず系が多いです。
オリーブや玉ねぎが入っていたり、ハーブが入っていたり。
お食事と一緒に食べるためのものが多いです。
日本のクリームパンや、あんぱんが恋しい・・。 あと、メロンパンも!
その中でもホットクロスバンズや、ティーケーキは、干しぶどうがたっぷり入っていて甘い生地が日本のぶどうパンを思い出す感じで、大好きです。
19日のイースターまで、思う存分食べようと思います。
19日までにウェブサイトで3万円以上のお買い物をしてくださった方に、
『ホットクロスバンズファッジ』をプレゼントしております。
写真の可愛い水色の箱入りです?
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