英国・コッツウォルズより、こんにちは〜?
『マフィン・マン』・・・ヴィクトリア時代の英国の詩の中に出てくる言葉です。
(アンパンマンみたいなキャラクターも、ふーーっと頭の中をよぎりましたが・・・)
そうではなくて、マフィンを売り歩く男の人のことです。
写真は、ヴィクトリア時代のミントンのマフィンディッシュ。
よく、シルバーやシルバープレートのマフィンディッシュを見かけます。
銀製品のものは、蓋をあけると、皿に一枚のふたのようなものがかぶせてあったり、
湯たんぽのように深皿が閉じたようになって、中が空洞になって、底にコルクで止めた穴が空いていたりします。
このようなものは、お湯を入れて、マフィンが冷めないようになっているものです。
お写真の品は、陶器で出来た珍しいもので、中にお湯を入れる機能は付いていません。
蓋をしめて、保温を助けるというものですね。
ヴィクトリア時代、たくさんの食品などの家へのデリバリーシステムが発達していました。
マフィンマンもその一人で、イングリッシュマフィンをデリバリーする人のことを指しているのです。
ヴィクトリア時代のマフィンはこんな感じです。
マフィンというと、カップケーキのようなものを思い出しますが、イングリッシュマフィンのことですね。
ケーキではなくて、パンのようなものなので、朝にデリバリーをしていたのかしら〜。
こんなドーム型のマフィンディッシュから、ほわーーっと、暖かいマフィンで朝食。
なんだか、素敵な1日が始まりそうです?
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