みなさん、こんにちは!
DrawerのアシスタントN です。
イギリスは次第に寒くなり、太陽の光が弱くなってきて、日が暮れるのも早くなってきております。先週末は天気が2日間とも強風、雨で外出できず家の中で過ごすことにいたしました。
ということで
断捨離決行!
まずはどこからはじめようかと色々と考えましたが手ごわいキッチンエリアから。
正直どこから手をつけていいか分からないんですよね~。
我が家の汚いキッチンをお見せするのは恐縮なのですが
下記のような感じです。
いやいや沢山の物がキッチン台の上にのっております。。。。
でも、しっかり片付けられないところって食器棚の奥だったり、流し台の下だったりするんですよね。
ということで意を決してまずは食器収納エリアから
使っていないお皿やらコーヒー・ティーカップ類が山のようにある~。ひゃー助けてください!
あら!食器棚の奥のほうに眠っていたお皿がアンティーク調だったのでお皿の後ろを確認してみました。きっとこれも義母からの頂きものだと思います。
まず1枚目は
ロイヤルウースター
Drawerでも多くのロイヤルウースターの商品を扱っていますが、下記の絵柄みたいなものもあるんだなぁっと思いながら眺めておりました。
ロイヤルウースターは英国四大名窯のひとつで、日本ではウースターソースで有名なイギリスのウースターという街で生まれました。Drawer のご近所の街です!医師・薬剤師とビジネスマンたちによって始まったという少し変わった窯です。その理由として中国から送られてくる真っ白い白磁を英国では作り出すことができず、成分や調合などの科学的知識が必要だったからと言われています。ウースター窯は残念ながらすでに閉窯しており、今はその場所にウースター美術館があります。
そして2枚目は
ミーキン
ミーキンといえば、レトロな柄の比較的現代的な陶器のテーブルウェアが知られています。こちらのお皿もやはりレトロ感がありますよね。でも貫入がだいぶ入ってしまっております。歴史は意外と古く、1851年に創業しました。オーストリア、カナダ、ニュージーランド、アメリカにも輸出し始め、庶民が使える安いテーブルウェアとして人気を集めます。1887年には英国で一番大きな陶器工房となります。1859年にできたイーグルポタリーは2004年までに稼働していましたが、残念ながら2005年に解体されました。
3枚目はこちら
お皿の裏を見てみるとボーンチャイナとMADE IN ENGLANDしか読めずその上にかすかに書かれているメーカー名であろう文字が読めませんでした。
こちらはひとみさんにお見せして鑑定して頂くことにします。
ちなみにボーンチャイナとは?
乳白色のなめらかな焼き物で、18世紀ごろにロンドンで発明されました。その当時のイギリスでは中国磁器で多用された白色粘土が入手困難であり、代用品として牛の骨灰を陶土に混ぜて製作したため、ボーンの名を使っているようです。一般磁器に比べ、素地が薄いにもかかわらず、チッピング強度が強いとされています。また透光性があり、骨灰を使用することにより、乳白色の温かみのある下地を備えております。
手間をかけて作られたボーンチャイナには美しい絵や微細な模様が刷り込まれていることが多いようですがこちらのお皿はいたってシンプルです。
ボーンチャイナを使用している主な陶磁器会社は
- ウェッジウッド
- ロイヤルドン
- エインズレイ
- ロイヤルウースター
- スポード
- ロイヤルクラウンダービー
そして
- ノリタケ
とのこと。
こんなことを調べているうちにあっという間に時間がたってしまい、まったく断捨離がはかどらないかった週末でした。
でもアンティーク陶磁器は本当に奥が深く、学んでいて楽しいものです!
来週末には必ずキッチンまわりの断捨離を終わらせます!
それではまた~
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