英国コッツウォルズより、こんにちは〜???
6月になりました。6月と言うと、紫陽花を思い浮かべるのですが、コッツウォルズの周りにはそれほどたくさんの紫陽花は咲いておらず、
日本と違って、梅雨もありません。
イギリスは、6月と言えば、やはり、バラ!ですね。
自宅の前のつるバラが今5部咲きといったところ。家の出入りをすると、バラ香りのシャワーを浴びている感じ!!(笑・・・大げさのようですが、ほんとに!)
毎年5月の末に行われる、チェルシーフラワーショーに行ってきました。
ショーの会場の真ん中に、どど〜〜〜んと構える大きなテント。
”テント”と言う言葉は似合わない感じ。 テントとは呼ばず、”パビリオン”と呼ばれています!
(パビリオン=博覧会などの大型テント・・・響きのいい言葉!)
100以上の英国のナーサリー(苗会社)が出展して、新種の植物やお花を展示しています。
ショーガーデン同様、初日に選ばれたナーサリーがメダルをもらえます。
こちらは、おなじみの”デイビットオースティン”のブース。ガーデンでお茶会のセッティングがされていました。
今年のデビットオースティンの新種のバラは3種ありました。
VANESSA BELL・・・レモン色のシュラブローズ
JAMES L. AUSTIN・・・濃いピンク色のシュラブローズ (なぜか、この写真は撮り忘れました・・・見たい方はデビットオースティンのウェブサイトで!)
そして、こちらは、英国を代表する女優さん(007でおなじみ)のジュディ・ディンチさんの名前が付いているバラ
DAME JUDI DENCH ・・・ アプリコット色のシュラブローズ 淡い紅茶のような甘い香りがします。
アプリコット色のバラが人気がありますね!
ディビットオースティンのブースは何年も続けて出展していますが、23回目のゴールドメダル受賞でした。
(ゴールドメダルは、1つではなく、たくさんあります・・・チェルシーのメダルシステム、ややこしいです・・・)
こちらは、クレマチスばかりを育てているナーサリーのブース。
緑色のクレマチス。 日本産なのですね。
英国でもクレマチスはとても人気があり、お庭でもたくさん育てられていますが、この緑のものは見たことがありませんでした。
写真や絵を見て、間違い探し、とか、ウォーリーを探せ!みたいのがありますが、クレマチスを探せ!・・・・ができそうね。
こちらもゴージャスなクレマチス。
お花がブローチになりそう!!
毎年、あるのだけれど、写真を撮らずにはいられない、このお花!!!
アリウムの直立!!!
直立ディスプレイ!? おそらく、毎年、たくさんの写真を撮りますが、一番たくさん撮っていると思います。(毎年同じ感じなのだけど)
1日だけではなく、火曜日から土曜日まで、5日間も続きます。
私が行ったのは、4日目。この美しい状態を保っているのはすごいですね。
網かなにかを張って、一定の大きさになったらお花を咲かせるようにするのでしょうか。
チェルシーフラワーショーに出す苗会社さんは、お花を育成するだけでなく、ショーの5日間にどうやって一番いい状態でお花を咲かせることができるか!の技術がすごいです。
お庭で咲いているお花がやはり一番美しいと思いますが、チェルシーのパビリオンは、ナーサリーの意欲が伝わってきて、応援したくなります!
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